唯一レザー以外で履くスニーカー [CONVERSE]

僕はスニーカーはレザースニーカー以外履かないというこだわりがあります。
まぁこだわりというとやや大袈裟ですけど、単純に本革であれ、合革であれ履きこんでいったときのヤレ感が好きなんです。
その意味ではワッフルトレーナーやコルテッツみたいなナイロンスニーカーもいい感じのヤレ感がヴィンテージになると出てきてるんですが、やっぱり"頼りない"んですよね。

シューズは歩き易さと共に足を守るべきものですから、ナイロンスニーカーは軽快なんですけど、やっぱりなんか不安になるんです(笑)。

そんな僕が唯一レザースニーカー以外で履くモデルといえばやっぱりCONVERSE(コンバース)キャンバスオールスターなんです。
もちろんレザーオールスターも大好きですけど、やっぱり柔らかさ・軽さ・丈夫さのバランス的に頻度はこっちの方が多いですね。

てな訳でABCマートでセールだったので新調してきました。
(また例によって写真撮る前に一度履いて出かけちゃいましたがw)

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¥4,800→¥2900でした。
オールスターに関して言えばどこのショップでも買える(=在庫を抱えてる)のでセール自体は割と頻繁にやるんで、正直そんなにお買い得感は無いですけどね(笑)。

思えば最初にオールスターを買った時(1995年頃)も同じ価格で近所の靴屋のセールで買ったのを覚えています。
そう、僕が一番最初に自分で買った靴がキャンバスオールスターなんです。
その時は紺のハイカットを買ったんですけど、当時はなんせ学生ですから学校で体育の時に脱ぎ履きするのが面倒くさくて、あんまり履かなかったんですよねぇ。
あと僕ら世代はファッションに目覚めたのが"ハイテクスニーカーブーム"が起きた直後だったんで、周りはみんなナイキの最新モデルのハイテク履いて自慢しあってる訳ですよ。
だから「オールスター=安い・古い・ショボい・ダサい」みたいなイメージを持ってる子が多かったんです。
今では何にでも合わせられる万能性を持ったユーティリティスニーカーっていう風に認知されていますし、逆に僕らより年輩の世代の方々はリアルタイムで青春時代に履いた靴なので、ダサいイメージは持ってなかったと思います。
そういう意味では僕ら世代は非常に特殊な世代とも言えます。

僕が推測するに、周りの子たちがオールスターに対してダサいイメージを持ってたのは、僕らが子供の頃に見てた80年代のファッションイメージが強かったのが原因のような気がします。
バックトゥザフューチャーのマーティとかのファッションイメージですかね。

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(※こんな感じ。アイスウォッシュまで洗いこんだ501とオールスター)

だからなのか、そのマーティが未来で履くナイキのハイテクスニーカーとかの方に興味を持ってる子がいたり、アディダスのマイクロスペーサーならプレミア価格でも欲しいという子が居たりしたのだと思います。
まぁ僕はその当時からハイテクもローテクも関係なく好きだったので、どっちも履いてたんですが(笑)。


ちょっと話が逸れました。

そう言えば最近の若い子ってオールスターがバッシュだったことを知らない子が多いんですね。
僕はもちろんジョーダン世代なので、プロ選手が履いてたオールスターをリアルタイムで見た訳じゃないんですが、元々は1917年にバスケットシューズとして開発されたのがオールスターで、その後チャック・テイラーが愛用したことによって一気に人気を博していったモデルです。
今でもハイカットモデルのアンクルパッチ(スターマークの入った円形のやつ)には彼の名が記されていますね。
"世界初のバスケットボールのシグネイチャーモデル"としてこれから先の世代にも残していってほしいディティールです。

て言いながら僕が今回新調したのはOXなんですけどね(笑)。
しかしながらジーンズとの相性はやはり抜群です。

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どっちも新しすぎてちょっぴり恥ずかしいけど、このブログのテーマでもある、「定番モデルを信念を持って"自力で"着倒す」というポリシーに揺らぎはありません。

これから暖かくなってきてからはコイツの季節ですね。
生成りもまた買おっかな。
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黒セッターのお手入れ [RED WING]

冬はやっぱりブーツです。
そしてアメカジを語る上で避けては通れないブーツがRED WING(レッドウィング)877、通称"アイリッシュセッター"ですね。
レザーの色味がアイリッシュセッター犬の毛色に似ていることからそう呼ばれるようになり、レッドウィング自体もクラシックモカシンにアイリッシュセッターというブランドタグを付けていた時期もあるので、すっかり世間でもその名で浸透しているのは周知の通りです。

一般的にはワークブーツとして知られているセッターですが、元々は1930年代に10インチのハンティングブーツとして制作されたのが始まりです。
(※余談ですが、アメリカやカナダでは日常的なレジャー及びスポーツとしてハンティングを楽しむ文化があります。今なおセッターはアメリカでハンター達に愛されているブーツでもあるのです。)

このハンティングブーツをベースに8インチのモデルとして誕生したのが名作「877」。
そしてその際に採用されたのが、あのセッターと言えば真っ先に皆が思い浮かべる赤茶色、オロラセットレザーです。
更にその数年後、6インチで発表されたのが「8875」。
どちらかと言えば日本ではこちらの方が定番モデルとして認知されてますよね。


と、まぁちょっと前置きが長くなりましたが、僕が所有しているのは877でも8875でもなく、ブラッククロムレザーを纏った6インチモデル「8179」です。
こちらは「黒セッター」なんて呼ばれたりしてますが。

僕が黒セッターを一番最初に買ったのは十代の頃。
まったくメンテナンスなんてものを知らずにガンガン履いて、ある頃からかパタリと履かなくなり下駄箱の中に数年放置してカビてしまった過去があります。
今思えばなんて勿体ないことを、と悔やまれるばかりですが、再びやはり黒セッターが欲しくなって購入したのが、一年半前。

二代目には天寿を全うしてもらおうと、アメカジ回帰宣言する以前から手入れをしておりましたが、宣言してからは更に手入れが楽しくなりましたね。
普段履きとして履く機会が断然増えましたので。

この黒セッターが先日も雨で濡れてしまったので、帰宅するなり早速メンテしておりました。

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上の画像では大した雨でもなかったように見えますが、ヒール部やコバの部分には水滴が残ったままになってます。
このまま放置してしまうのは良くないですね。
ダメージ云々以前に水分が残ったまま染み込んでしまいます。
こういう事をずっと放置していると昔の僕みたいになる訳です。
レザーにとっては水は敵なのです。

てな訳で入念にウエスで拭きとります。

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コバ部分は特に丁寧に。

そしてよく乾かします。
ドライヤーやストーブなどの熱で乾かすのはNGです。
自然乾燥が一番。風通しのよい日陰に置いておきます。

翌日。
充分に乾いたところで柔らかいブラシでホコリ等を落とし、ミンクオイルを塗りこんでおきます。
※この時点で汚れがある時はレザークリーナーで綺麗にして、クリーナーが乾いてから塗ります。

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塗りたてホカホカ。
いや、ホカホカは違うか(笑)。ツヤツヤ?ていうか、この時点ではギラギラしてますねw

これでしばらくまた陰干しします。
ある程度オイルが乾いてきたところで、(レザーに浸透してきたところで)塗りムラになってる部分を乾いたウエスでササっと拭きとります。
これでさらに半日~一日乾かしておくと、しっとりツヤツヤなアイツに戻ります。

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ちゃんと手入れすると愛着の沸きかたが全然違いますね。
みんなこうやってブーツ道にハマっていくんでしょうね。
僕はセッターしか履いたことないんでまだまだブーツ道は浅いですけど。


ちなみにこちらの明日の天気は晴れ。
履ける日がくる度にウキウキしちゃいますね。


てな訳で、また来週。
皆さんも相棒をメンテしましょう!
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久々の501リジッドの縮みに苦戦 [Levi's]

と、言うわけで、まず最初に購入したのはこれです。

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(※一発目からフラッシャー付きの状態で写真撮るのを忘れてしまいましたので、現在の画像を(笑))

Levi's(リーバイス)501。
アメカジ定番モノを綴るブログとして、やはり最初を飾るのはこれしかないでしょう。

ほとんどの男子がファッションに目覚めて最初に買うジーパンであろう501。
かくゆう僕も最初に買ったジーパンはこの501でした。と、言いたいところなんですが、僕の場合はなぜか517でした(笑)。(501は2本目に購入)

当時(1996年頃)は517人気が再燃する何年も前。
なぜ最初にブーツカットを選んだのか自分でもよく分かりません(笑)。
おそらく穿いてみた時の、太ももから膝にかけてのフィット感が好きだったんだと思います。
今思えばあの当時から服はジャストフィットが好きでした。

そんな嗜好を持つ僕ですから、やはりシュリンクトゥフィット(※洗いをかけるごとに徐々に体にフィットするように縮んでいく防縮加工されていない状態の生デニム。リジッド)でジャスト穿きになるサイズを選びます。
ウェスト29インチ、レングス32。
(過去にも501のリジッドを購入した際には、このサイズで3回ほど洗いをかけたらジャストになりました)

お目当ての品とサイズが定まったところで、少しでも安く買うべく、早速楽天で検索。
mj YOKOHAMAというショップでUSA企画モノが¥4,800で期間限定セール中だったので、注文しました。


数日後。

届いてみたところで、早速検品。ふむふむ。

なるほど、生産国はハイチらしい。
地震があった直後で複雑な心境でしたが、まぁそんな事を言っても仕方が無い。
このジーパンに非は無いですし。
日本企画だとVINTAGEラインを除くほとんどが東南アジアメイドですが、アメリカ企画のほとんどは中南米産なので、カリブ諸国の国で作られているモデルもあるのだろうと納得。

生産国の表記されているタグの隣に縫い付けられているのが、2008年リニューアル後のモデルに採用されているモデル名のラベル、501。

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うーん、これは要らないかな…。

明らかなほつれ・汚れが無いのを確かめたところで穿いてみました。

とりあえず、きちんとウェストで穿いてみる。
…んん?ちょっと短いような。

今度は少し下げて腰穿きで。
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腰でこの丈だと洗ったらどうなるんだ?
昔買った当時の日本企画モノとは随分レングスが違うような…。
色々と不安を抱えつつも、ついつい洗ってしまいました(笑)。

もちろん縮みすぎが怖いので、裏返して水洗い1分、自然乾燥で。
その後ゴワゴワ感が無くなり一週間ほど穿きこんだ、現在の姿がこちら↓
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思ったほど大変な丈にはなりませんでした(笑)。
腰穿きしてボリュームのあるシューズを選べばなんとかなりそうです。
まぁこの次はもう怖くて洗えませんけどね(笑)。

個人的に腰穿きのスタイリング自体は嫌いではないんですが、穿きこんでいった時の色落ちの仕方がジャストで穿いた時と比べて味気ないんですよね、腰穿きって。

そういうこともあって、コイツはもう腰穿き用と割り切って、またジャストで穿ける501を買おうかどうか迷ってます(笑)。
まぁひょっとすると今度はリンス(ワンウォッシュ)にするかもしれませんがw。

皆さんもUS企画(というか生産国によるレングスのばらつき)には注意して購入した方が良さそうです。
選ぶなら一番長いレングスを選んで、縮みが落ち着いてきたところで裾上げした方がベターだと思います。
長めのを買った時の裾部分の穿きジワが嫌い、という人以外は。


なんだかんだ書きましたが、久々のリジッドということもあって楽しんで気に入って穿いてます。
十代の頃以来ぶりに寝る時もジーパン穿くほどですからね(笑)。


こちらは今、現在の様子↓
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徐々に自分のシワがついてきました。
やっぱりオリジナルのアタリが出てくるまでの過程が楽しいですよね、リジッドは。

また期間をおいてコイツの経過をブログで報告していこうと思います。


それにしても一発目から長々と書きすぎましたねw。
最後まで読んでくれた皆さんありがとうございました。
またの訪問をお持ちしておりますので、どうぞごひいきに。
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2010年、アメカジ回帰宣言します [はじめに]

ごくごく普通に16歳でファッションに興味を抱き、紆余曲折を経て齢30。
迎えた新年、最初に決意したことは「アメカジ回帰」。

流行にとらわれることなく、また今支持されている最旬のアメカジでもなく、"定番中の定番を信念を持って着倒す"こと。

このブログでは私、fukuが意外に細かく触れられることの無い「ど定番」を今一度買い直し、そして着倒していき、その素晴らしさを改めて伝えていこうと思います。

"とにかくタフで飽きない"、そして徐々に"着る人の味"が出てくる、アメカジのど真ん中モノを中心に。
高額なビンテージや元々の定価が割高なレプリカブランドはなるべく避けて(たまに買うかもしれませんが)、誰もが一度は身に付けたことがあるようなモノをわざわざ記事にしてゆきます。

アメカジに興味を持ったばかりのティーンや、私と同じように変遷を経て改めて回帰する人達の参考になれば幸いです。

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